「被害妄想」とは何かご存知でしょうか?被害妄想は「被害念慮」とも呼ばれ、主に他人が自分に対して良くない感情を抱いていると思い込んでいることです。

このような考えを、誰しも一度や二度は感じたことがあるかもしれません。

しかし、それが日常的となるとどうでしょうか。

被害妄想は、うつ病や統合失調症といった、精神的な病の代表的な症状の一つでもあります。

盗聴や監視をされている、テレビで悪口を放送されているなど、自分が被害者であるというまったくの事実無根の思い込みを常にしており、たとえ相手がそれを否定したとしても、信じることができなくなっているのです。

それ故に相手の言葉尻をとらえては、自分は責められている、嫌われている、弱音を吐くことは許されないなどど思い込み、どんどん被害妄想は深く広くなっていきます。

こういった症状が続くことで、さらに精神は不安定になり、ますます妄想がひどくなるという負のスパイラルに陥ります。

家族や友人、職場などで相手を信じることができなくなり、孤立して引きこもりになったり、食欲不振やめまい・不眠などといった身体的症状が現れてくることもあります。

このように被害妄想は心だけでなく、身体にも悪影響を及ぼすことがあるのです。